伊丹恒生脳神経外科病院リハビリテーション部のホームページは下記をリンク!

2021年3月23日火曜日

理学療法士の野口まどかさんの論文が国際誌「Archives of Gerontology and Geriatrics」に掲載されました.

 理学療法士の野口まどかさんの英語論文「Relationship between pre-stroke frailty status and short-term functional outcome in older patients with acute stroke–A mediation analysis-」が国際誌「Archives of Gerontology and Geriatrics」に掲載されました.日々の忙しい臨床の中で時間をかけて蓄積したデータです.是非ご一読ください.

Noguchi M, Kubo H, Kanai M, Nozoe M, Shimada S. Relationship between pre-stroke frailty status and short-term functional outcome in older patients with acute stroke–A mediation analysis- Archives of Gerontology and Geriatrics. 2021 (in press)

脳卒中発症前のフレイルとNational Institutes of Stroke Scale(NIHSS)による重症度,在院日数,急性期病院退院時のmodified Rankin Scale(mRS)の関連を調査した.脳卒中発症前からフレイルを有していた群は重症で在院日数が長かったが,短期的な機能予後(急性期病院退院時のmRS)との関連は認めなかった.NIHSSおよび在院日数は,独立して短期的な機能予後と関連していた.媒介分析では,脳卒中発症前のフレイルと短期的な機能予後は重症度と在院日数によって媒介されていることが明らかとなった.

https://www.sciencedirect.com/science/article/abs/pii/S0167494321000339?dgcid=author

0 件のコメント:

コメントを投稿

理学療法士の三枝信吾さんの症例報告が理学療法学に掲載されました.

 三枝信吾 さんの症例報告「 二次性サルコペニアを合併したTrousseau 症候群に対して栄養療法と運動療法の併用により自宅復帰に至った一例」が日本理学療法士協会の雑誌「理学療法学」に掲載されました.日々の臨床を 丁寧にまとめた内容になっております.是非ご一読ください. 二次性...